わっぱビルヂング店 | 有浦小学校3学年 見学の様子
柴田慶信商店わっぱビルヂング店に、今年も有浦小学校の3学年の皆さんが見学に来てくださいました。昨年までは3日間に分けて実施をしていましたが、今年は一日に3クラスでした。皆さんの元気に負けないよう、気合いを入れて望みました。
この日は生憎の雨模様。そんなお天気を吹き飛ばすように、賑やかな声とカラフルな傘をさした、レインコート姿の子供達がわっぱビルヂングにやって来ました。
まずは席に座ってもらい、曲げわっぱの歴史や製作工程を説明しました。コツコツ、カリカリ。店内に木槌の音ではなく、鉛筆を走らせる音が響くのはなんだか新鮮です。
説明が終了したら、質問タイム。児童の皆さんからいただく質問は、毎年少しずつ傾向が違います。
去年までは材料や作り方についての質問が多かったのですが…
今年は商品のバラエティー(数・種類)や値段、どんな地域からお客さんが来るか?など、販売や(大きい視点で見れば)経営についての質問が多かったです。職人の視点、デザイナーの視点、経営者の視点…可能性に満ちた、沢山の視点が集まっていることを感じました。
質問タイムも終わりに近づくと、周りに並ぶ曲げわっぱがさらに気になってきたのか、辺りを見回す子も。
「曲げわっぱの材料の杉は傷つきやすいので、やさしく触ってくださいね」最初に皆さんとお約束をし、実際に曲げわっぱの商品に触って、じっくりと観察をしてもらいました。
すべすべしていて、気持ちいいね
私も曲げわっぱ作りしたいな
毎年、一番人気は金魚鉢。逆に、一番小さい曲げわっぱはどれ?と、自分で新たな興味を見つけてくれることが嬉しかったです。そんな視点があったか、とこちらが驚かされる瞬間もありました。
来年はどんな発見があるかな?早くも、来年のご来店が楽しみです。