これからはじめて、これからもずっと
つくる責任・つかう責任
近年、柴田慶信商店では、SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」に着目しております。「持続可能な生産消費形態を確保する」ことを考えた時、昔ながらのものづくりをする自分たちの会社は何ができるのかということを考えてきました。
現在、日本橋三越本店の弊社店舗では、「think good 三越伊勢丹の考える“サステナブル”」と題した企画にて、漆仕上げの「折敷」2種を紹介しております。 こちらは柴田慶信商店の「つくる責任」を形にした商品です。
曲げわっぱ作りには木目の真っ直ぐで節のない柾目を使用いたしますが、無論これに「合わない」材もあります。また、12尺や6尺の長さの材を購入し、商品に必要な材の長さを木取った時にもまた、端材は出るもの。私共はこの端材の活用を模索し続け、一つの回答として「折敷」という商品が生まれました。
折敷について
折敷とは折って敷くという意味で、昔は木の葉を折り敷いて食器の代用としていました。天然杉の丸太の外側、白太部分の柾目を材料として使用しております。強度を高めるために、良質な天然杉を集成材(断面寸法の小さい木材を再構成)にしました。その後、乾燥を促すために、製材した板と板の間に四角棒を均等に並べ積み上げていきます。長年の乾燥により木の重みで押傷が発生しますが、杉の特徴としてこの風合いもお楽しみ頂ければ幸いです。
逆台形は安定性に優れ、持ち運びに最適
この白木の木地に生漆(きうるし)と呼ばれる透けた漆を摺り込み、専用の拭き取り紙で余分な漆を拭き取る作業を繰り返すことで美しい艶と透けた木目の折敷が出来上がります。仕上げは、黒のすり漆と生漆のすり漆の2種類です。
漆が天然素材の美しい風合いを浮かび上がらせ、食卓の名脇役として活躍することと思います。
商品サイズ:W45.7×D29.2×H1.9 cm
*いずれも手製品となりますので、mm単位でサイズが異なる場合がございます。
商品税込価格(税別本体価格):13,200円(12,000円)
これからはじめて、これからもずっと
そして、私共の「つくる責任」はお買い上げいただいたお客様への、アフターフォロー(お手入れや修理のご相談対応)も含めております。「作り、繕う」立場の者として志すのは、自社製品を「つかう責任」をお客様に伝えていくことです。
これから初めてお使いになる方も、これからもずっとご愛用いただく方も。皆様にとって柴田慶信商店の製品が暮らしに役立つものであるよう、今後も、ホームページやSNSを通じ、さまざまな情報をお届けして参ります。
think good 三越伊勢丹の考える“サステナブル”
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日本橋三越本店 / 有限会社 柴田慶信商店 店舗
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