お弁当物語

先日、丸弁当箱五寸をお買い上げのお客様から、素敵なエピソードを頂いた⁡ので、ご紹介させていただきます。

⁡1年ほど前からそのお客様のお弁当物語が始まりました。
当時のお弁当箱は猫型のお弁当箱。その形を活かしたキャラ弁を作り、お写真をご友人に送っていたそうです。

⁡そのご友人がお祝い事の贈り物としてプレゼントしてくれたのが、柴田慶信商店の白木手の平弁当箱でした。そこからはまるで別人のようなお弁当に変わった!と、今までに作ったお弁当のお写真を見せて下さいました。細身の楕円にはメニューも配置も、バランスよく食材が詰まっています。

 

 

この度新しいお弁当箱としてお迎え下さったのは、五寸サイズの丸型。
お米もひと際美味しく感じ、杉の木の香りに癒され、感謝感謝です。大切に、大切に、使わせていただきます。心からありがとうございます。

⁡ 嬉しいお言葉と共に届いたのは、食材の鮮やかな色が嬉しい、メニューも形も揃いの丸弁当。
彩りが綺麗ですね、参考にしたいです、と素直な感想を伝えたら…

自分のお弁当のおかずはほぼ100%作り置きのおかずです
たいそうなことは何一つしていない

とのお言葉が返ってきました。いえいえ、とてもそうは思えないのですが。
平日に仕事からの帰宅後、お弁当の下ごしらえなどをするのが難しいため、日曜日に作り置きをし、それを毎朝大好きな杉の香りに癒されながら曲げわっぱに詰めるそうです。

こちらのお客様にはまだお会い出来ていないのですが、楽しそうにお弁当を詰めるお客様の光景が不思議と目に浮かびました。同時に、前日の晩御飯や休日の作り置きを詰める自分の姿を思い起こし…となってしまうのは、きっと、私だけじゃないですよね?

私のお料理さえをも変えてくださった曲げわっぱ
人生を変えたと言っても決して過言ではないと思っています。

⁡お客様からの愛情たっぷりのお言葉。おいしくいただきました。

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