折敷 リニューアル
曲げわっぱと同じ、天然杉で作った折敷をリニューアルいたしました。
本日よりオンラインストアに入荷しております。
生漆を施した黒色の拭き漆仕上げと、クリア仕上げの2種類をご用意いたしました。
折敷という名前は、昔は木の葉を折り敷いて食器の代用としたことに由来しております。拭き漆仕上げは天然杉の辺材である白太部分、クリア仕上げは芯材の赤太部分、それぞれの柾目板を使用してお作りいたしました。強度を高めるために、良質な天然杉を集成材(断面寸法の小さい木材を再構成)にしております。
拭き漆仕上げは一旦材料を黒く着色し、生漆(きうるし)と呼ばれる透けた漆を摺り込み、紙や布で余分な漆を拭き取る作業を繰り返すことで、美しい艶と透けた木目の折敷が出来上がります。
ウレタンを塗装したクリア仕上げの折敷は、長方形と正方形の2サイズ展開。天然素材本来の木目や色味をそのまま活かしております。
いずれも中性洗剤とスポンジでのお手入れとなります。
自然が作る表情として、美しい柾目を活かす浮造り仕上げといたしました。ランチョンマット、インテリアにご活用いただけます。