柴田慶信商店の足あと -3-|ほくほく、しっとり蒸し上げる
大館在住の方から、貴重な曲げわっぱを見せていただきました。
市内のお菓子屋さんで最中を購入した際、曲げわっぱに入れてくれたそうです。
そのお菓子屋さんでは、調理に和せいろを使用しているとのこと。現在も店頭にて和せいろをご覧いただけます。
この赤い頭の曲げわっぱに話を戻しますと…こちらは約30〜40年前の曲げわっぱ、実は柴田慶信商店が作ったもの。曲げわっぱ正面の樺綴じに注目すると、「ツマ取り」の部分に工房の特徴が表れています。現在は製造をしていない曲げわっぱではございますが、柴田慶信商店「らしい」表情を楽しませてもらいました。
和せいろは弊社のオンラインストアにて、販売中です。現在、白木和せいろ五寸は在庫がございます。
可愛いサイズながらも、もち米だと2合分を蒸すのに良いサイズです。野菜やお肉、お魚など、お好みの食材を和せいろで蒸せば、お一人分のお料理がおいしく仕上がります。天然杉で出来た蓋、本体が適度に水分を保つため、食感はほくほくでありながら、食材本来の旨味や甘味を保ったお料理をお楽しみいただける優れ物です。
冷凍ご飯や、朝食のパン、お店で買ったお饅頭…など、和せいろでの温め直しもお勧めしております。
今のように暑い時期だと食欲が落ちてしまいがちですが、蒸したお野菜は、シンプルにお塩だけで、そのおいしさを楽しんではいかがでしょうか。