商品研修〜玉の湯弁当箱・布袋弁当箱〜|秋田本店の風景
本日は白木玉の湯弁当箱(写真1枚目・右)と布袋弁当箱(左)のご紹介です。昌正が教えてくれたその歴史に、おひつ・飯切誕生に関わった時松辰夫先生のお名前がありました。
白木玉の湯弁当箱
緩やかな曲線が美しい、正円のお弁当箱です。おひつや飯切と同じく、板が二重巻きになった作り。T字の仕切り板は取り外しが出来るので、おひつとしても重宝いたします。もちろん、仕切り板をつけておかずを盛り合わせ、松花堂弁当箱のように使うこともおすすめです。
玉の湯弁当箱は重ねが可能ですので、二段、三段と重箱代わりにもお使いいただけます。 元々は大分の温泉宿様からのご依頼で製作したものです。 ろくろ仕上げで底は隅丸加工になっているため、ごはんをひと粒残らずよそうことが出来ます。また、お手入れのしやすさも隅丸加工による効果のひとつです。
白木布袋弁当箱
たくさん食べたい方におすすめしたい、大きめのお弁当箱。 ゆるやかなカーブが描くゆったりとした形がおおらかな布袋様を思わせます。
容量が自慢の布袋弁当箱は、折々の行事やご家族が集う場で活躍する逸品です。おむすびやサンドイッチを詰め、ご家族で一緒にお食事をしたい日にもぜひお使いいただきたい布袋弁当箱。おはぎや桜餅、焼き立てのパンを入れ、そのまま食卓に出しても華やかな器になることと思います。 3合分のおこわや赤飯を入れても、十分な大きさ。
装飾性の高い山桜の鱗綴じは、ハレの日の気分をより高めてくれることでしょう。
2つのお弁当箱の誕生は20年以上前。きっかけは、大分湯布院の温泉旅館「湯布院 玉の湯」様からのご依頼でした。ご縁を繋いだのは、湯布院に「アトリエとき」を構えていた、木工家の時松辰夫先生。
柴田のおひつを見たご依頼主様から、旅館のお食事に使う曲げわっぱをオーダーしていただきました。おひつと同じような二重巻きで隅丸加工を、高さはもう少し低く…さまざまなオーダーをいただき、時松先生伝授のろくろ技術を使って、玉の湯弁当箱が生まれました。取り外せるT字の仕切りは誕生当初からの付属品。隅丸に合わせ面取りをしております。
その同時期に製作されたのが、布袋弁当箱。名付け親は時松先生です。 そのほか、時松先生はえびす弁当という名称の作品(第47回日本クラフト展大賞受賞)も作ったそうです。
節分や桃の節句…春の足音が少しずつ聞こえます。
大型のお弁当箱に寿司飯やおこわ、お好みの惣菜を詰め、季節の行事にお使いいただくのもおすすめです。
季節のお野菜やお魚を使って、ちらし寿司を盛りつけてはいかがでしょうか?
大変恐縮ではございますが、布袋弁当箱はただいま完売しております。
欠品が続き、お客様にはご迷惑をおかけしており、誠に申し訳ございません。
メールやお電話での通信販売も承らせていただきます。
納期などのお問い合わせは、秋田本店にご連絡をいただけますと幸いです。
有限会社柴田慶信商店 秋田本店
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