大館からの初夏便り

昨日は「冨永愛の伝統to未来」、初回の放送がございました。
ご覧いただきました皆様に、感謝申し上げます。

富永様の曲げ体験の様子を拝見していると、自分も追体験するかのように、手に力がこもってしまいました。

曲げ加工には正確さはもちろん、手早い作業が要されます。
一度湯船から板を出すと、即座に始まる水分の蒸発とともに、柔軟だった材料も硬く(折れやすく)なってきます。また、木が勢いをもって反撥してくるため、スピードと力を保ちながら曲げることが重要です。

来週はお弁当箱誕生にまつわるエピソードの紹介。 今では「定番」となっているお弁当箱には、お客様のお声から生まれた商品も多くございます。 番組はTverでも配信されますので、多くの皆様にぜひご覧いただけますと幸いです。

さて、明日6月21日は夏至。

大館より、初夏の風景をお届けいたします。

扇風機が稼働し始めた秋田本店にて。


暑さで集中力を切らさぬよう、材料と対話しながら、黙々と手を動かします。

帰り道の寄り道。
市街地から車で15分ほどの所にある、お気に入りの場所にて1枚。

田園地帯が美しい表情を見せる夕刻。

しばしその光景に見惚れながら、今年の新米に想いを馳せます。

 

夏メニューの素麺が、早くも食卓に並んでいるというご家庭も多いのでは。
いつもとは違う薬味、器を使うと、ほんのちょっと気分が変わります。

二重巻き構造の曲げわっぱは、素麺や冷奴を入れる器としてもお勧めしております。
いつもは寿司飯を作ったり、おひつとして使う飯切も夏仕様に。
すだちを添えると、爽快感が高まり、暑気払いにも最適です。天然杉の芳香もまた、食欲をそそります。
現在オンラインストアには、飯切九寸(3合用)・尺(5合用)・尺一(7合用)の在庫がございます。

曲げわっぱとともに、涼を味わってはいかがでしょうか?

 

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