(3/18追記あり)《特製めしびつ》販売のお知らせ
お買い上げいただき、ありがとうございました。
炊飯ジャーからご飯を茶碗によそうとき、
お母さんは子供たちに背を向けるだろう?
おひつを食卓に出せば、家族と向き合って食事の準備が出来る。
これは柴田慶信商店の創業者である慶信の言葉。家で過ごす時間と、大切な方といただくご飯が、より優しいものであるように。柴田慶信商店が大切に作り続けてきた白木のおひつには、慶信の思いが詰まっています。
昨秋、柴田慶信は現代の名工として表彰されました。慶信が始めた小さな会社も、創業55年。
柴田慶信商店では皆様への感謝の気持ちを込め、特製のめしびつ(3合用)をご用意いたしました。
《特製めしびつ》販売ページ
*販売開始前は「売り切れ」の表示が出ております
製作に使用した天然秋田杉は、いずれも高樹齢の良質な材料で強度に優れています。この材料は、より均一で優美な柾目を要する大型のお茶道具製作のために、柴田慶信商店が大切に保管してきた材料です。
お茶道具の需要が以前より少なくなった今、この材料で何を作ろうか。
お客様の普段使いの道具にしていただきたいもの、作り手として晩年を迎えるために作りたいもの、
真っ先に頭に浮かんだのが、白木のおひつでした。
1985年に販売を開始した白木のおひつ。当時は今よりも浅型で樺綴じのデザインも異なりました。商品名は「飯櫃」(1989年グッドデザイン賞受賞)。この商品が時を経て、今の慶信に原点に立ち返ることを促し、製作の意欲とアイディアを与えてくれました。
昨春、飯櫃の修理を承る機会がありました。久しぶりに再会した飯櫃の修理を担当したのは、慶信の実息であり、伝統工芸士の柴田昌正です。作り、繕われた飯櫃は、いずれご自身のお子様方に譲りたいと、お客様からありがたいお言葉を頂戴しました。
作り手としての晩年を迎えるために相応しいのは、親から子へ、子から孫へと受け継がれるようなおひつである、と改めて強く感じたと慶信は振り返ります。
自らが製作監修をし、昌正や工場の職人の力を借りて完成したのが、この特製白木めしびつ。貴重な天然秋田杉を用い、使い勝手を一番に考えてお作りしました。従来よりも浅型のおひつは、お米をよそいやすく、お手入れをしやすい形です。サイズは人気の3合用をご用意いたしました。
白木(無塗装)仕上げのめしびつは、ご飯の余分な水分を吸収し、時間が経ってもご飯がべとつきにくくしてくれます。また、杉が持つ抗菌効果は一晩おいてもご飯が傷みにくいのも特徴です。昔ながらの素朴な暮らしの道具が、日々のごはんを何よりのごちそうにしてくれます。
特製のめしびつは桐箱に入れて、お届けいたします。桐箱には柴田慶信自らが筆を取り、銘を入れさせていただきました。
このめしびつを慶信の思いとともに、皆様の食卓に迎え入れていただけますと幸いでございます。
《特製めしびつ》は柴田慶信商店のオンラインストアと直営店にて販売をいたします。直営店でのご予約については、詳細は下記をご覧ください。
サイズ・形
- 容量:3合
- 蓋を被せたサイズ:φ22.5cm × H10.7cm
- 本体のみのサイズ:φ21.3cm × H9.2cm
- 付属品
* 特製しゃもじ 本体サイズ:L21.0 cm
限定数量
50個
多くの皆様にお届けするため、お一人様1点のみのご注文とさせていただきます。
ご注文前に必ずお読みください。
販売開始
①2月4日(金曜)午前10時~
②2月5日(土曜)午前10時~
完売した場合、受付を終了いたします。
発送期間
2月10日(木曜)~
到着日時のご指定は、ショッピングカートの「注文にメモを追加する」にお書き込みください。
到着日は2月13日(月曜)からご指定が可能です
AM / 12:00~14:00 / 14:00~16:00 / 16:00~18:00 / 18:00~21:00
キャンセルについて
ご注文後のキャンセルはお受けできませんので、ご注意下さい。
包装形態・お届けについて
ご進物包装および二重包装は承っておりません。簡易包装でのお届けとなります。
焼印について(2月4日追記)
今回は企画趣旨により、お客様からの名入れ等焼印のご注文はお断りさせていただきます。
特製めしびつは、直営店でも販売いたします。各店での販売予定は下記の通りでございます。
いずれも数量が限られておりますので、お早めのお越しをお待ちいたしております。また、ご予約の受付も実施予定です。からご覧ください。
2月11日(金曜)〜
・わっぱビルヂング店
・浅草店
3月2日(水曜)〜
・日本橋三越本店
3月9日(水曜)〜
・福岡岩田屋本店